目に入っちゃった。
欲しい!
欲しいし、きっとこれが気に入るに決まっているともだちにも
買っておみやげにしよう。
ところでいくらだ?
っていうか、これ何だ?
何につかうんだ?
・・・価格などの情報が、どこにもない。
ただ、置いてあるだけ。
ぼくなら、こうする。
まず、種類全部(名作Sticky Fingers→クリック!
アルバムジャケット by アンディ・ウォーホールもある!)
を並べる。
POPを作る(内容はぼくが勝手に作ったので、事実じゃないよ)。
ストーンズ結成50周年を記念して作った限定グッズです。
ミックとキース公認!(とされていますが、本人たちに
確認してません)
5種類あります。どれも現物限り! 売り切れゴメン!
残り9個 (→数字は手書き)
買ったファンをレジで撮ったポラロイド写真を貼り付ける。
手書きで
「1つ買って、またもう1つ買いに来てしまいました(苦笑)」
というセリフ入り。
要するに、モノを売るのではなく、物語を売るのだ。
ストーンズファンの遊び心をくすぐる物語。
さて、現実は。
スタッフが少なく、聞こうにも彼らがやってくるのを相当待たなければ
ならなかった。また、店内に入るスタッフはみな急ぎ足で
「らっしゃいませえ〜」と言いながら飛んで消えるので、
つかまえられない。
ようやくつかまえたスタッフも、他の客のアテンド中だった。
あとで帰ってきて、丁寧に応対してくれたが、彼も価格を
調べることができず、レジからデータにアクセスして、ようやく
価格がわかった次第。
この段階で、もう、こっちの「欲しい!」気持ちは冷めている。
1万円以内の商品は、価格がはっきりわかるように掲示するのが、
売る秘訣。
気持ち、冷まさないようにね。
この商品、超ラッキーですね!
このブログで取り上げられたおかげで、少なくとも一人(この僕です)、知っている人が増えました。思わずサイトまで探しましたよ。