Seth Godin(→)は新作『Whatcha Gonna Do with That Duck?』
で、こう問いかけている。
「あひるを美しく整列させることに忙しい人ばかりだ。
彼らはみんな、『だれかから指示される時』を待っている。
あひるを整列させることはたしかに素敵なことだ。
でも、そのあひるを使って何するのかを決めることのほうが
はるかに重要なんじゃないか?」
外出したついでに、お気に入りのマーナのスポンジ(→)を
買いたくて、大阪市北区のドラッグストアやスーパーマーケット
(果てはコンビニまで!)を
回ったが、一軒も置いてなかった。
共通しているのは
マーナのスポンジを置いてない
ことと、
棚に並んだ商品の顔
だ。
店は違うのに、どこも同じ商品を同じような「特価!」で
並べている。
あひるを整列させるのに、忙しいのである。
これからも期待できないと判断し、身体の疲れもあって、
哲学に反するんだけど、Amazonで大量に注文してしまった。
地域商店の衰退は、不景気だからではない。
あひる並べにしか、知恵を使ってないからだ。