セシルマクビーは勉強になる。
運営するジャパンイマジネーションの坪あたり年間売上が
5,343,000円というのも頷ける(ちなみにバーニーズジャパン4,165,000円、
ユニクロ3,021,000円)。
なぜ勉強になるかというとそれだけの強いブランドを作るのが
現場力であることと、その現場力を支えるスタッフの勉強意欲と勉強方法が
とても勉強になるからだ。
名越万理さん。「セシルマクビー」商品企画チームディレクターは
2003年入社。入社10年目。
「企画を立てる時に考えるのは『女の子の夢をかなえるクローゼット』という
こと—。クローゼットを開ければ、カジュアルからエレガンス、セクシーまでそろっている」
企画会議で、こういう的を射た意見が出たら、それだけで企画は成功する。
彼女はトレンドチェックのために百貨店や新宿の人気ショップを回るが、
驚いたのは「次々と生まれるスマホのアプリも重要ですね」
というセリフ。
「スマホ? SNS? まだまだわかんなくて・・・」
とヒトゴト化して話すビジネスパースンたちよ、勉強不足だよ!
*参考 セシルマクビー 感性の方程式、高井尚之、日本実業出版社