朝日新聞に、日通からアマゾンの物流拠点へ異動になった中間管理職の

話が掲載されている。

アマゾンの市川FC、つまり倉庫で、注文データに従って商品を

棚からピッキングする仕事だ。

それまでのスーツから、ポロシャツとジーンズに服が変わった。

朝から晩まで、サッカー場が2面取れるフロアをカート押して

行ったり来たりする。

「自分が機械になった気分」

「上司から実績データをグラフで示される」

「本社に戻る見込みはない」

「残業がほとんどないため、月給が7〜10万下がった」

「でも家族のため、ここでがんばるしかない」

・・・・

記者の視点も、アマゾンへ異動した日通社員の視点も

共に、「いまの仕事は不本意だが、仕方ない」

とブルーな色をまとっている。

ぼくはこれが理解できない。

なぜ、ピッキングで天下取ろうとしないのか。

伝説のピッカー

として、アマゾンからスカウトされるくらいの力を

発揮しようよ。

サッカー場2面を一日行ったり来たりし、汗かいて、

ものすごくいい運動になるじゃん。

スポーツクラブに入ったらお金取られるけど、

アマゾンFCで仕事したらお金がもらえるんだよ。

「レジェンド・オブ・アマゾンピッカー」

になったら「現場から見たアマゾンの現実」

という演題で講演依頼が来るかもしれない。

「どうしてそんなすごいワザができるの?」

と、アマゾン米国本社のピッカー指導に

来てくれ、とオファがかかるかもしれない。

アマゾンFCの「ファーストクラスな人」になったわけだから。

しかも、ですよ。

アマゾンの注文は、言い換えれば現代日本の

知性&エンタティメントの流れが素顔で手に入る

場所だよ。

こんなすごい職場、ないと思う。

ぼくはここのところ、口癖のように

「天下取ろうよ!」

と言っている。

つまり、どんな場所でも、天下取る可能性はある!

もののとらえ方は、選択だ。

そして選択とは、自分の表現でもある。

天下取る選択をしよう!

ファーストクラスな人になろう!

ファーストクラスな人になろう!

ファーストクラスな人になろう!