知人のケーちゃん(たまたまぼくと同じ呼び方なのだ)がハマっている

というので見てみたら、ぼくもきっちりハマってしまったスポンジボブ(→)。

spongebob

試しに買ったDVDを繰り返し、何度も楽しんでいる。

価値観の逆転が面白い。ビジネスというものに対する価値観の逆転もあり、

これは現在取り組んでいる書き下ろしに大いに役立っている。

ビジネス2.0というと、「お金を稼がなくていい」という風に誤解されがちだが、

違う。以下、JOYWOW社内MLでぼくが書いた文章を引用(一部修正)。

(引用開始)

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ギラギラした野生


ビジネス2.0をテーマに書きおろしに取り組んでいますが、必要な資質の一つに、
これがあると思っています。

「癒し」「自分へのご褒美」「傷つきやすい私」といったヘタれの言い訳や

自己正当化の言葉が氾濫している今だからこそ、

「ギラギラした野生」「成り上がり欲」

といったワード
が重要なのかもしれない、そう思い始めています。

考えるな、感じろ

ですね。そうなるとブルース・リーと一緒になってつまらんのだが。

ビジネス2.0といったとき、勘違いされやすいのは、

「稼ぐ力がないやつの言い訳や自己正当化」

に使われちゃうことです。

社会企業家ブームも、その傾向がある。

「社会にいいことしているんですよ、
だからお金は稼がなくていいんです」。

違う。稼ぐ能力がないだけ。

ビジネス2.0を、稼ぐ力のないやつの言い訳には
されないようにしたい。

ギラギラした野生をもって、1億でも3億でもがんがん稼ぐ。
稼いだ金をきちんと使って社会に巡回させる。
かつての成り上がりは「すべてオレ」に使った。
そこんとこが成り上がり1.0。
これから必要なのは「成り上がり2.0」だと思っています。
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(引用終了)

 スポンジボブは、ハンバーガーショップで働いているけど、

昔、経営者に自分でお金を払って働いていたこともあるらしい。

また、お客さんになってくれたらお金をあげる、

といって、ハンバーガーと札束を道行く人にあげたりしている。

だからといって、欲がないかというと、欲はある。

ビジネス2.0を考えるのに、めちゃくちゃ参考になるんだ。