やれやれ。朝からネットで給与振込予約など、
一連の経理仕事を済ませた。
しみじみ思うが、経営とは、支払いである(笑)。
「起業」にともなう話でよくあるのが、
「お金の入って来る話」だ。
しかし、現実の経営は、入って来るお金より
出て行くお金の心配している時間のほうが長い・・・
ってこれはぼくだけかもしれないけれど。
経営とは、支払いの連続なのである。
社員の給与振込でかかる手数料324円すら、きちんと記録し、
自分で作っている財務管理表に記入を忘れない。
ここまでやらないといけないのか、というと、
ここまでやって、ようやく経営の面白さ、醍醐味を
味わえるからなのだ。
起業を目指す、特に若い人にぼくは甘い話をしない。
しようと思えばフワフワの、甘いあまいお菓子みたいな
話はいくらでもできる。
でもね。
経営者としての「あり方」を形成し磨きをかけてくれるのは、
324円の振込み手数料を見つめることから始まる。
ぼくはそこを、伝えたい。