コンビニの中国人店員が
買ったエロ本の表紙をさりげなく裏返して
カウンターに置いた。
その仕草に有吉が感動した話に、マツコが
「そうよ、それよ、それこそが本当のホスピタリティというものよ!」
と返しているのを聞いて、思わずビールを吹き出しそうになった。
言い得て妙である。的を射ている。
いまやリッツカールトンをホスピタリティの手本みたいに語る人は
現場を知らなさすぎる。
勉強不足もはなはだしい。
マーケティングを語るのに「ドリルを得るな、穴を売れ」なんて
いまでも言ってるのと同じで、恥ずかしい次第でございます。
そもそもホスピタリティとかおもてなしとかいう言葉も
どっか恥ずかしいやん。
そういうの、自分で言うのってクールちゃうし。
そう、エロ本をさりげなく扱える人こそ、ホンマの意味で、
客商売がわかった人。
それでええやん。
NYジャピオンのコラムを拝見していました。ホスピタリティなんてマツコさんも大げさでしたね。気配り、気遣いこそ日本人の美徳だと私は思っています。