なんかね、降りてきたんですよ。
昨日、あるカフェでコーヒーのんでたら、
人生、ひまつぶし
というフレーズが。
だれかも言ってた気がするので、特に新鮮じゃないんだけど。
朝のコンビニは苦手。
みんなテンパって、余裕なくて、たいていぼくは
跳ね飛ばされる。
地下鉄車内も、余裕ないよね。席が空いたら、瞬間移動できるのかというくらい
がっと座るし、
人に譲る
ということを一切しないね。
聞けばみんな高学歴、著名企業にお勤めの社会人としては立派な外側を
もっている人たちなんだろうけど、内側には一ミリも余裕ないね。
その余裕のなさは、
〜ねばならない
が行動動機だからだと思う。
いついつまでにこの仕事をせねばならない
**までに社内試験をパスせねばならない
毎月ローン***円返済せねばならない
子どもは立派に
(立派ってなにかわからないけど、たぶん、世間常識のいう立派)
育てねばならない
事情があって、おかんのお骨を、逗子のお墓から京都に移すことになって。
お墓の中、見た。
ちっちゃい空間なんだよね。
でもこれって、おかんに限った話じゃなくて、人間だれでも、あれくらいの
小さな空間にお骨が行く。
何した人でも。
うーーん。
人生って、すべったころんだ、何がどうした、あれがこうした、
やって、あちこちぶつけて、なんかして。
大好きな大河ドラマ見てて、
「京に向かえ」
とか殿様に言われたら、すごく燃えて走っていく。
好きだなあ、せごどんの、ああいう真っ直ぐなところ。
今クール一番好きで、楽しみにしているドラマ。
事例として使わせていただくね。
「京に向かえ」
と殿様に命令されて、喜々として走っていく。
あれって、大義名分に燃える、というのももちろんあるけど、
きっと、「ひまつぶしのネタ」ができたからじゃないか。
だから人生、虚しいとかいう結論じゃないよ。
だから人生、気楽なんだよ。
ひまつぶしごときで、みっともないこと、できないし。
どうせなら、楽しいひまつぶし、やろうよ。
正しいより、楽しい。
よくビジネスの世界であるでしょ?
目標−現状=課題
という方程式。
これ、どうかな、と思う。
それより、
楽しさ−現状=課題
がいいんじゃないかな。
人の知のフレームワークは
a. 私は知っている
b. 私は知らないことのあることを知っている
c. 私は知らないことすら知らない
の3種類あって、明らかに
a<b <c
で量が大きい。
だから一番小さいaの中で目標なんて決めたところで、限定的だ。
それより、楽しさ、というのは首から下のエモーショナルなものだから
ウソがつけない。
楽しさを指標に、ひまつぶしやろうぜ!