感染症の知識をおさらい。
基本再生産数(basic reproduction number)
というのがあって、
別名R0 アールノート(R naught)。
これはその感染症の感染力を表します。
3なら1人の人が3人に感染させちゃうよ。
あなたの商品(製品・サービス、またはあなた個人)の
R0はいくつだろう。
たとえばあなたがキーマカレーメシに感動しまくったとする。
誰かに伝えたい。
「これ、美味しいよ! 絶対食べたほうがいいよ!」
この時に何人の顔が浮かぶか。
プラス、コミュニティの人数が
あなたの感染力、R0。
フォーカス・マーケティング方程式
「感染力高いウィルスとしての商品」
✕
「感染しやすい環境としてのコミュニティ」
あなたはキーマカレーメシをシェアする
閉じたコミュニティを持っているだろうか。
フェイスブックでざっと流すのは届かないよね。
あまりに広すぎて。
渋谷のスクランブル交差点で叫んでいるようなもの。
なのでぼくは2018年11月から閉じたプライベートコミュニティ(Team Rock being)
を作った。
部屋が狭いほど、声は届くから。
そこでシェアして、さて何人が実際にキーマカレーメシを買うか。
これを
実効再生産数
といいます。
感染症の場合は
R0<1 減少 で、終息しつつある安心ステージといえる。
R0 >1 増加 は危険で、感染爆発のステージ。
マーケティングの場合はこれと逆。
R0 >1 増加 が望ましい。
キーマカレーメシを広めたい場合、
基本再生産数R0より多くなったら
あなたのコミュニティがそれだけ感染力高いことになる。
ただ、コミュニティの感染力は常に手を入れていないと
(発言やコミュニケーションしていないと)
感染力が落ちる。
これは実体験済みだ。
何しろ阪本は2000年ニューヨークに渡って起業したのがテレワーク前提、
以降、どうやってコミュニティを作るかばかりやってきたので。
あなたの商品の感染力を、いつも検証しておこう。