札幌のKさんが、10件の書店の『HOPE!』写真集を送って
くださった。ありがたい。嬉しい。
「文芸男性作家新刊」コーナーに置かれていて、
いよいよ「文芸男性作家」の仲間入りをしたのかと
思うとワクワクする。
明日はJOYWOW塾、木金出張、土曜JOYWOW塾と、
またもや多忙な日々が始まる。
充電のため、往年のミュージカル映画を観た。
『ショウほど素敵な商売はない』
『雨に唄えば』
『ショウ・・・』は、映画会社20世紀FOXのデジタルマスター版からの
DVD化なので問題ないのだが、『雨に唄えば』がひどかった。
映画の内容はとっても素晴らしいのだが、何と、映画のアタマとシッポが
切られているのである。
ぼくの記憶では、映画冒頭、三つの傘が並び、そこにジーン・ケリー、
デビー・レイノルズ、ドナルド・オコナーの名前が入っていて、
三人が正面を向くと・・・という粋でいなせな始まりのはずが、
いきなり本編が始まるのである。最後も、いきなりプッツン、と真っ黒に
画面なって、それで終わり。これは文化遺産に対する冒涜ではないのか。
たしかこのDVDはスーパーで450円で買ったものか、あるいはJR新橋駅で
「3枚どれでも1000円!」という投げ売りで買った中にあったものか、記憶に
ないのだが、あまりにひどすぎる。安くなくてもいいから、アートは完全な
状態で後世に残さなきゃ。小さいこと? いいえ、こういうところから、日本の
崩壊は進むのです。