間違わないようにしよう

損しないようにしよう

どっちが得か、よく調べよう

現場で困らないようにしよう

「賢い」選択をしよう

情報はいっぱい指先(スマホ、タブレット、PC)に来るんだから

・・・そこで何をするか。

検索。他のユーザーのレビューを調べる。

イエス、検索の時代だ。

これはどういうことかというと、レストラン選び、旅行先選び、ホテル選び、結婚式場選び、

保険選び、果ては就職活動に至るまで、すべて「事前に誰かが貼ったレッテルに触れる」

ということだ。

ネットショップによっては靴下一足にまで「お客様の評価☆☆☆☆☆」システム

がくっついている。

検索が日常の基本動作になって久しい。

するとどうなるか。

人間が本来もっている素晴らしい力、つまり直観を使わなくなる。

もっと直観を信じようよ。

直観に従うということは、

考えない

ということだ。

まずは、検索をやめてみようよ。

こんな話がある。昨夜のZONOとのトークライブでも披露した話なんだけど。

昔、10年以上前かな? ZONOたちとバンドやっていたとき、合宿やろうとなった。

当時、まだ今みたいに検索機能が充分ではない中(Web1.0時代だ)、ZONOが

「ネットサーフィン」してCという河口湖畔の施設を見つけた。

スタジオがあって、宿泊もできる。

ウェブサイトはまあ、「そこそこ」だった。

行ってみた。それはまあ、ひどいもので、壊れていないものはない、湿っていないモノはない(笑)。

ふとんが湿っていることを想像してみて。足の指先がなんとなく冷たいんだよ(笑)。

部屋の電話、自動販売機、スタジオアンプ・・・すべて壊れている。

チェックインして、エントランスに入ったところにある、スプリングが

飛び出したソファで、オーナーが借金取りからの電話に冷や汗で対応している(笑)。

その向こうには、猪だったかなにかの剥製がある(笑)。あかんやろって。

スタジオには、全盛時代だったんだろうね、80年代にここでリハーサルした芸能人

(チェッカーズとか)たちの写真が貼ってある。

外にある犬小屋の表札には「ブルース」。

ブルースの横にある自販機で買った缶コーヒーは腐っていて、ミルク成分とその他が

分離していた・・・

ほら。

検索しなければ、こういう、10年話せるネタが手に入るよ。

直観に従ってみようよ。

間違っていい。というか、そもそも「間違い」なんてない。

損してみよう。というか、そもそも「損」なんてない。

検索、やめてみよう。

きのう、直観に従ったら出会えたお気に入りのスーツケース

きのう、直観に従ったら出会えたお気に入りのスーツケースたち