かくお膳立てをして待っているのだが
これを食べるか否かは箸を取る人のいかんにあるので、
御馳走の献立をした上に、それを養ってやるほど
先輩や世の中というものは暇ではない
渋沢栄一 『論語と算盤』
阪本塾をはじめとするぼくのワークショップ、セミナーの
基本姿勢がまさにこれだ。
脳に汗かくかどうかは、最後は本人次第。
突き放しているのではなく、これはぼくの長年の経験から、
出した手法であり、自分で考えて考えて考え抜かなければ
ある地点を超えると、人の力には頼れないから。
自分自身で「気づき」を得ないと、しょせん、借り物になって
しまう。
毎朝開く渋沢栄一翁の言葉、今朝はこれが出てきたので、
みなさんとシェアしますね。