つくづく、これからは「こころ」の時代だと思う。
格付け会社がヨーロッパを格下げしたとかマスコミは騒いでいる。
でもね。経済価値が人間の幸福度を決めるわけじゃないってことを、
ぼくたちは身にしみて、わかっているよね。
ギリシャがEUのお荷物的な言われ方をドイツあたりからされている
ようだけど、そもそもギリシャ人はそういう経済的な価値について、
あんまり考えていない気がする。カンケーないんだ。
何がハッピーか、何をもって自分はしあわせと思うか。
ものさしを経済としかとらえられなかったことそのものが不幸せじゃないか?
隣の人をおもんばかる。
まったく血縁もなくともだちでもない人のことを思いやる。
長期的に繁盛し、かつ、財務的経営基盤も堅牢な企業を作り上げたのは
「こころの経営」をしてきた京セラ稲森和夫氏のような人だ。
これからの経営者、ビジネスパースンは、まさに、「こころ」が
わかる人である必要があるんじゃないかな。
そんなことを考えています。
阪神淡路大震災の日に。