毎日まいにち、飽きずに放り込まれるチラシ。

エステサロン、エッチ系エステ(『すぐいくよくるよ』という秀逸なネーミングの

出張ヘルスがあって笑った)、そして、飽きずに放り込まれるのが新聞。

某新聞は丸ごと一日分を放り込むキャンペーンをして、住民から

迷惑がられている。新聞丸ごとなんて、かさばって、仕方ないのだ。

そしてカネゴンがもっているハガキチラシ。この新聞は

「1週間無料」をうたっている。

横浜から転勤してきたカネゴン。後ろ姿はマフラーが素敵なマフちゃん

横浜から転勤してきたカネゴン。後ろ姿はマフラーが素敵なマフちゃん

1週間無料でつって、新規購読者を獲得しようというのだろうが、

どう考えてもコスト割れのマーケティングである。

同じことなら、なぜ、10年間ずっと購読しつづけてくれている

読者に報いないんだろう。

10年間購読継続してくれている人になら、1ヶ月くらい無料にしてあげて

もいいじゃん。1/120なんだから。10年間購読しつづけてくれているわけだから

今後10年も続けてくれるかもしれない。そうなると1/240になる。

なぜ忠実な顧客に報いようとしないのか。

そのほうが効果的だし、喜んでもらえるのに。

見知らぬ通行人の郵便ポストにチラシを入れて幸運を願って星に祈るより、

確実に「いま」顧客になってくれている人にどうして「ありがとう」の

意を表しないのか。

マーケティングの秘訣は、「優良顧客」にいかに報いるかです。