潮の流れは速く、一発ヒットしてもその寿命は短い。

そんなビジネスサーフィンの中、イノベーションや何か新しい

製品・サービスに投資するお金・時間・エネルギーを大きく

すると、外れたときのダメージが大きい。

しかも損益分岐点はなるべく早くクリアしたい。

現代の「とんがり」は、

「ちょっとした嬉しさ」

「ちょっとした楽しさ」

「ちょっとした感動」

から生まれる。

「ちょっとした」を目指すべきなのである。

大ホームランではなく。

キリンフリーはすごい。

しかし、ありていに言ってしまえば、キリンだからできた、とも言える。

街の発明家では、無理だろう。時間も、資金も。

一方、ネットで一人ひとりがつながりっぱなしの

リンクエコノミー(connected economy)では、

悪い噂は秒速で伝わる。

歯科医の女医がいじわるなことを患者に言って評判を落とし、

患者数が激減するのに一週間もかからない(大阪市北区南森町に、

いじわるな女医がいる。ぼくは黙ってるけど(笑))。

「ちょっとした悪評」

が、ビジネスをひっくり返す。

つまり、いいことも、悪いことも、「ちょっとした」こと

で決まるのである。

Small things matter.

小さいことにこだわろう。

次の写真は、Facebookで多くシェアされている工夫。

こういう、お金は一円もかからないこと。

これが、これからのマーケティングに必要なキモだと思う。