たまたま家にいたら、新聞販売店が来年分の契約更新に来た。
更新するつもりなので、そのつもりで話していたら、さかんに恐縮する。
「お聞き及びのようにサービスができなくなりまして・・・」
サービス?
ああ、彼が言っているのは何か景品をつけるとか、そういうことなんだな。
別に洗剤とか要らないからいいのに・・・と思って話していたら
「何ヶ月分か無料」のことを言っているのだとわかり、びっくり!
きっとこの恐縮、オドオドぶりは、他の家では相当いじわるなことを
言われているからだろうなあ、と気の毒になった。
葉山に住んでいた時は、たしか洗剤をくれた。
「使わないから、返します」
と言ったら、
「洗剤、使わないんですか!?」
とびっくりしていたけど、そういう意味じゃなくて(笑)、
洗剤は決めたメーカーのものしか使わないということなんだけど、
どうも昭和時代から新聞販売店の頭脳は進化していないんじゃないか
と思ったものだ。
「デジタルに押されて・・・とほほ」
みたいなことを、今日来宅した彼も言っていたが、どうも違う気がする。
新聞販売店ほど、いまの新しいマーケティングが有効なビジネスは
ないんだけど。
「ドアを開けてもらえる通行手形」があるのだから、
「阪本さんの家に役立つ何か」は知恵のめぐらせようで、
いくらでもアイデアは出てくると思うよ。
たとえば、宅配便受け取り代行サービスとか、衣替えや季節の
変わり目の大きくて重いもの(ふとん、ラグなど)のクリーニング代行出しとかさ。
うちなら、ビール配達とか。
可能性は、大きい。ビクビクしたらあかん!