昨日3/8、大阪・中之島のフェスティバルホールで、

桂文枝師匠(桂三枝師匠)の襲名披露公演大千穐楽が開催された。

1年8ヶ月、パリ、バンコク、ハノイなど海外も含む襲名披露公演の大千穐楽。

*これ、「おおせんしゅうらく」と読みます。

MAIDO屋(→)も大変お世話になっているご縁で、ごりょんさんエリー、

デザインのこんちゃん、FM COCOLOのふじむー四人で、出かけた。

18時に始まった公演、終了したのが22時。

みっちり4時間楽しんだ。

志の輔師匠のナマ落語が聞けたのはラッキーだったし、

笑福亭松之助師匠の見事なボケっぷりも素敵すぎた。

さんまも駆けつけ、「キーーッ」を聞かせてくれた。

何より圧巻だったのは文枝師匠の落語。

定年退職して時間をもてあました恐妻家、

いつも奥さんにあたまが上がらない。

そんな奥さんが婦人会で一週間旅行へ出かける

ことになった。

ダンナは大喜び。

いよいよ奥さんが出かけた。

ドアがしまった。

ダンナ、バンザイ!

やったーーーー

・・・といよいよクライマックスになったその時

「ハックション!」

タイミング図ったように、客席から、でっかいくしゃみ。

満場のフェスティバルホール、とまどうやら何やらで

苦笑がさざ波のように流れる。

文枝師匠、固まったまま。

さて、どうなる?

みんなが息つめて見守る中

「あー。静かやなあ。隣の家のくしゃみが聞こえるくらいや」

最高!!

会場大拍手。

さすが文枝師匠、アドリブへの反射神経がハンパじゃない。

あそこでリアルに戻らない「ふんばり」がすごい。

テレビで長年鍛えてこられただけある。

このアドリブを見られたことが、最大の収穫でした。

アドリブ力。