ビジネスは次の3つを販売している。
そして3つはそれぞれリンクし、組み合わさっている。
- 不安
- 希望
- 解決
保険は事故・死亡・病気・ケガなどの不安に対して、お金の面で
大丈夫ですよ、とお客様が希望または解決を手にする商品である。
医薬品は病気やケガによって生まれる不安を解決し、希望へと
つなげる商品だ。
カツラは「ありたい自分ではない容貌してくれる解決」を売っている。
解決の先にあるのは希望。
根っこには
「いまのままの容貌だとモテないし、仕事面でもチャンスを
失うのではないか」
という不安がある。
旅行という商品は希望を売っている。
航空会社が売っているのは移動ではなく希望である。
鉄道会社も希望を売っている。
社会インフラが整っていない60年代であれば機能ゾーンとしての移動で
済んでいた。
しかし今や、ベトナム・ダナンでもホノルルでも東京でも上海でも
物体「だけ」は購入したくない社会になっている。
物販はハードウェアだけではダメで、接客やらキメ細かいサービスなど
ソフトウェアが重点になっている。
だから物販も解決の先に希望をイメージできる物語が必要だ。
旅行は目に見えないソフトウェア商品だが、先に希望の見える物語が
パッケージになる。旅費交通費ではないのである。
ぼくが旅行代理店で、ダナンツアーのパッケージを任されたら、
コピーなし、ただ写真一枚で、これを使う。
通常のコンサルティング会社は解決を売っている。
でも、JOYWOWは希望を提供したいと願っている。