9/4夕方、台風で折れた木が歩道を塞いでいた。
翌朝よく見ると腕がもがれたような折れかただった。
さらに翌朝、木は根本に片付けられていた。
見るたび、木からエネルギーが抜けていっているのを感じた。
それは台風当日から、感じた。
生気というのか、生命のパワーが消えてて。
昨日、ふるかわりさ(→クリック!)にその話を、した。
「エネルギーがするするすると抜けていっている。早いね」
すると、りさは、言った。
「エネルギーじゃないんです。次の準備が早いんです。
土に還って、新しい生命へと生まれ変わるために、早いんです」
お見事。
さすが。
そしてこの姿勢って、「初心」だな、と思った。
世阿弥「初心忘るべからず」
初心とは、『大学』の「日に新た、日々に新たに、また日に新たならん」
と同じで、「いつもsomething new」だ。
始めた頃の初々しい心を忘れるな
ではない。
いつも、昨日の自分を断ち切って、新しい、これまで生きてこなかった自分になれ、
という厳しい姿勢をいう。
折れても、即、次の生のための準備へと切り替える。
素敵な発想だ。
あと、もう一つも連想した。
男はグズグズ引きずる。
女はスパッと次行く。
昔の替え歌思い出した。
「別れたら、次の人〜」
https://youtu.be/HmL7c0cWU3A