ロック本読者コミュニティTeam Rock being内で毎日コラムを書いてます。
 
今朝の投稿をシェアします。
 
【ロックな日日June6:けがれ】
 
「けがれる」というよね。「穢れ」とか「汚れ」と書く。
 
昭和な喫茶店で相席になったダンカイジジイがチェーンスモーク、
 
しかも灰皿できちんと消さない(モーロクしていて消せない)ために煙でいぶされた。
 
でも、そのダンカイジジイスモークではけがれたとは思わないんだよ。
 
煙承知でおいしいコーヒーをいただきに行くなじみの店だし、彼にとっては至福の一服なわけで。
 
全然オーケー。Tシャツがたばこのにおいになっても問題ない。
 
でも、「けがれたなあ」と思うときがある。
 
朝、通勤する会社員たちの集団にまざってしまったとき。
 
 
オレは人の気持ちがわかるので、
 
彼らの中にある
 
「楽しくなさ」
 
「これから会社いかなあかんしんどさ」
 
「あいつには負けたくない」
 
「課長キライ」・・・
 
などの「ザ・マイナス」が混ざり合って、ものすごくしんどくなる。
 
オレも会社員やってたから響いて共鳴してしまうのだ。
 
横浜や大阪は地面をコンクリートで覆っているから、
 
そういう「マイナスな人の気持ち」は吸収されず、空気中に長く浮遊している。
 
「神」と「カミ」、区別して考えている。
 
本居宣長によれば、
 
「神」は霊力あるもの
 
「カミ」は霊力そのもの
 
であり、カミは空気の中にあるとオレは考えている。
 
そこいら中にカミは存在する。
 
楽しい会社
 
楽しいお店
 
楽しい家庭
 
には、楽しいカミ=空気が充満している。
 
しかし、「人のマイナスな気持ち」が混ざると、カミが弱まってしまう。
 
「ひと」の「ひ」は「日」であり「火」であり、つまりエネルギーだ。
 
エネルギーを「とどめている」のが「ひと」。
 
ところが、マイナスな気持ちによって、
 
本来ひとのもっているエネルギーが「枯れ」てしまう。
 
氣(け)が枯れる。
 
これがけがれ。
 
ここのところ、横浜や大阪に長くい過ぎたので、「けがれ」た。
 
そこで、「古事記を遊ぼう!」メンバーで行く予定の橿原神宮へ下見を兼ねて行ってみた。
 
けがれの調整、バランスを整えるためだ。
 
深田池がある。
 
ここは素晴らしいエネルギーを放っている場所で、しっかり充電できた。
 
カメちゃんも、のんびり、楽しそうだったよ。
 
 
 
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