立ち寄ったセブンのBGMがなぜか
「ナイフィーバー、ナイフィーバー・・・」
で、おかげでいまだにアタマの中が70年代フィーバーしてます。
さて、「大きな枠に囲まれる」から
「個性ムキ出し」の流れになってると思う。どういうことか。
楽天とかアマゾンとかに出店しているのは「大きな枠」だ。
他には
大企業社員でいる
商店街にいる
テレビ業界にいる(タレント、俳優・・・)
映画界にいる
グルメサイトに登録している
ホットペッパービューティーに出している
・・・
大きな枠は
「集客」
「集金」
をやってくれる。
その中にいるメリットは、
「自分で集客したり顧客との対話したりしなくても
一定の利益が得られる」。
個性は匿名。
ここへ新型コロナが襲った。
近所のイタリアンレストラン。
毎日前を通るのでわかるが、外出自粛の前と中と後で何1つ変わってない。
ずっと「貸切パーティ承ります!」の看板を店の外に出してる。
今回のことで何1つ学ばなかったわけである。
グルメサイトにお金さえ払っておけばパーティ幹事さんが見つけてくれる。
商売には「揚力」がいる。
重力(G)を跳ね返す力で空に上げてくれる揚力。
かつてはグルメサイトが揚力になっていた。
タレントにとってひな壇のあるバラエティ番組が揚力だった。
でももう、バラエティ番組なんて、要らない。
というか、今日、日本の民放テレビがなくなっても、
少なくとも阪本家は100%困らない。
Netflixがあればそれでいい。
むしろTVモニターに映るノイズが消えて好ましい。
大企業社員にとっては個人の集客集金能力は磨く必要なく、
できるだけ組織の空気に馴染み、
上司の力学と同じベクトルに合わせる能力が揚力になっていた。
だからSNSなんていう個人芸の世界は無視して良かった。
やったとしても趣味。
だから彼らから見ればオレのような人間は
「趣味と仕事が一致していていいですね」になる。
楽天にさえ出しておけば集客してくれるというのは
かつての商店街出店者と同じメンタリティであり、
顧客との心的絆を耕す努力などやったことない。
しかし。
いまや「目覚めた店」「目覚めた顧客」は、
心的距離が半径5メートルの店で買う。
どうせ買うなら顔を知ってる店にお金を落とす。
個性ムキ出しの店主に共感し、お金を信託する。
個性ムキ出しが揚力になってる。
たとえば・・・
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揚力が変わった。