いまにAIは百均ショップで買えるようになる。
AIで大事なのは育児計画だ。
どのようなエサ(情報)を与えつづけるのか。
その結果、どんな「大人」になってほしいのか。
このビジョンこそがAIを利用したビジネスで重要なのであり、
AI自体には意味がない。
AIの育児計画こそが、お金になる。商品化できる。
話は変わる。変わるのだ。
さっき弁当を買いに行った。
選んで、さて、レジに行ったら誰もいない。
奥の厨房で調理している背中に
「すみません。これください」
と声をかけた。
動かない。
もう一度、声をかけた。
キャッチした感じがした。
しばらく待ってみた。
ようやくこちらに歩いてくる。
笑顔はない。
めんどくさそうである。
お金を払って、包んでもらって、出た。
彼女は商売で最も大事な「お客様との関係性」を捨てている。
いくらお弁当、体に良い素材を使い、おいしく調理しても、
あれではマイナスである。
某書店。
探したけどないので、レジで話し込んでいる店スタッフ2人のうち
1人に
「すみません、『商業界』ってどこにありますか?」
と聞いたら、黙って棚に行き、指差した。
笑顔がない。
弁当店といい、書店といい、一番「商売にとっておいしいところ」
を捨てている。
なぜ、そういうことができるんだろう。
どうしてだろう。
AIに簡単に取って代わられる人たちの仕事の仕方を、見せてもらった。
彼らにとって必要なのは自分の育児計画だ。