【還暦起業家-2】いい話がないから、賭ける

ブランドの本質は稀少である。Rarity。

起業は稀少を生み出すことでお金になる。

いま、本が売れない。

取次会社が倒産したり、出版社もしんどい話をよく聞く。

街の書店は毎年どんどん減っている。

大手書店も経営は厳しいらしい。

つまるところ、市場の魅力度としては良くない。てか、悪い。

自分自身、1999年11月『パーミション・マーケティング』デビュー以来

著者としての立場だけど、出版業界と並走し、中身わかってる。

うん。いい話、ないね。

・・・だ・か・ら

稀少じゃん。Rarity。レア。

イチローに打撃対決を挑む人はいない。勝てる見込みがないから。

でも、イチローとひざかっくん競争やったら、これはわからないよ。

勝てるかもしれない。

シリコンバレーで「オレ、勝つ! 金持ちになる!」と叫んでみても、

ちょうど進学校の期末試験みたいなもので、下から数えたほうが早い成績

になってしまう確率が高い。

それより、シリコンバレーでお笑いをやったほうが天下取れる。

そう、自分の得意なルールを作るんだ。それもレア・ルールを。

だから、出版社を始める。

でも、フツーの出版やったって、レアじゃない。

レア・ルールをどうするか。

本屋で買えない本。

これがレア・ルールだ。

(つづく)

何かを売ろうという人、騙されたと思って、ぼくの本読んでみて。

役立つよ。ぼくの今回の起業も、この本に書いた通りにやります。

『「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる 〜 共感から始まる顧客価値創造』

「ゼニカネの勘定だけでなく何かをすること。もしかしたら、いま本をつくる意味、出版社を興す意味は、そこにあるのかもしれない。」(本書p.228より)

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