パスワードは電気羊の夢を見るか

4:30amに起床し、新幹線に乗っている。

まだあたまが起きてないせいか、モバイルSuicaのパスワードが

出てこない。何回やっても「認証できません」と言われる。

台湾のホテル廊下にて自分を映す　パスワードの世界のイメージ

からパスワード変更手続きをしようとしたら「秘密の質問」

をきかれ、どれもさっぱり覚えていない。そもそもパスワードを忘れる

男が何年も前の登録時に適当に答えた秘密の質問を覚えているはずがない。

なんだか、ややこしくなってないか？

便利さの裏返しですよ、とかいう小賢しいことを言うヤツはおしりペンペンや。

パスワード、パスワード、パスワード、パスワード、パスワード・・・

しかも各登録時の「おもろい」と思っているワードをパスワードに

しているから、しばらくたつと忘れてしまう。

いまのぼくの恐怖は、備忘のためパスワードを載せているクラウドサービスの

パスワードを忘れていることである。もう、きれいさっぱり、あとかたもなく。

いまはブラウザが記憶してくれているから自動的に入れるが、何かの拍子に

パスワードを入力しなきゃいけなくなったらアウトである。

パスワードをいっそのこと全部同じにしてしまえば問題ないのかもしれないが、

一つずつ入れ直すことを考えると気が遠くなって、ビールを飲んでしまうのだ。