何度も言う。
ビジネスの成否を決めるのは、ほんのちょっとしたことの積み重ね。
(そもそも、あたまをガツンと殴られて目が覚める思いのするようなサービスに、
いったい一年のうち何回出会えるというのだろう?
たいていは、本当に「ほんのちょっとしたこと」だ。)
おつりをもらうときのレジスタッフの笑顔が素敵だったり、
たまたま通りがかった店頭に
のかわいいパンフレットが無料で置いてあったり。
昨夜、ディナーを予約しようと
最初に「何名さまですか?」
と聞くのでおかしいな、と思った。
いつの何時とか、予約電話ではまず必要な情報以前に、
「何名さまですか?」だ。
「2人です」
「あ。夜の予約は4名さまからとなっております」
言ったでしょ? ほんのちょっとしたことだって。
これでこの店は、永遠にぼくとぼくの周囲のグループからの収益が
得られなくなったわけである。
なぜ、4名からなのか。
ほんのちょっとしたことなんだけどね。
ほかに行く店は山ほどあるからね。
梅田にも、北新地にも。そして、神戸にも。
商売って、こわいね。
ぼくも、気をつけよう。
厳しい時代、今を生き抜くことも厳しいかもしれないが、今だけを見ていると、未来なんてあり得ませんね。