「趣味は何ですか?」と聞かれたら、今度からは
「会社四季報の読書です」
と答えよう。
会社員時代、大型案件を追いかける際、建主の会社情報を得るために
参照していたが、当時といまとでは、読む力がまったく違うことが
わかる。
数字で、社会の流れが見える
のだ。
大手居酒屋チェーンがしんどくなっていることとか
マイナス金利の銀行への影響とか
「医療用ガラス」という極めてニッチな世界にいる会社が
絶好調だとか
数字を読むだけで、世の中の動きが見えてくる。
そして、たとえばハウスウェディングなどでレストランやってる会社が、
「ウェディング需要が下落、売上苦戦」
と書いてあったら、
「そうでしょう、そうでしょう。だからぼくのようにビジネスパーティ
需要がある顧客を大事にすればいいものを、かたくなに結婚式
二次会需要だけを狙っているからこういうことになるんだ」と
溜飲の下がる思いがしたりする。
株はやらないが、これ、かなり楽しい時間つぶしになる。
広く一般にはおすすめできないけど(笑)。