売れるものはなんでも売ろう

セミがうるさいくらい鳴いてる。
 
30年前1990年、旭化成広島にいたぼくが企画したイベント
 
「ヘーベルサマーフェスタ’90」の準備真っ最中だったことを思い出した。
 
バンドでTUBE『あー夏休み』をカバーした。
 
原曲キィーで歌ってた。
 
いまはどうかというといまも原曲キィーで歌えるぞ諸君。
 
あの頃から、「ちゃんとする」ことより「キャラで目立つ」ことを
 
優先していて、だから社内出世も遅れたのかもしれない。
 
その5年後、95年からパソコン通信(ニフティ)上で
 
ハンドルネーム「Surfrider」、毒舌ストリートファイターキャラで暴れてた。
 
マーケティング・フォーラム。
 
だから四半世紀25年間、「キャラ」を意識してきた。
 
学校へ行かずにずっと絵を描いてたりゲームやってたりする
 
子どもが増えたのは人間の生物として生き残り戦略なんだろうなあと思う。
 
学校へちゃんと行ってみんなと同じ知識を仕入れ、
 
みんなと一緒に歌って、みんなと一緒におゆうぎするのはAI(人工知能)になれ、
 
というようなものだ。
 
ブランドになってるのは
 
スマホ画面を割るのが得意だったり(ネコリパ首相のように)、
 
熟女と何時間でもLINEし続けられたり(げきのように)、
 
AIでは絶対に無理なことがキャラで立ってる人だ。
 
東京駅前丸の内の立派なビルでなければできない仕事って、何だろう。
 
ないんじゃないか。
 
仮にあったとしても、そこに勤務する人たちの思考回路は
 
「減点を恐れ、キャラはできるだけ隠す」だとしたら、
 
会社から「要らない」と言われたらそこでゲームセット。
 
そーゆー会社は「資本経済」で成り立ってるから、
 
「お金をいっぱい持っていたらビジネス優位に立てる」と思ってる。
 
社員もそういう思考回路になってる。
 
でも、2010年『共感企業』で指摘したように、
 
 
資本経済 
 ↓
信用経済(ウッフィー、信の蓄積がモノを言う)
 
へとSNS&スマホの浸透によって経済の中身が変わっていっている。
 
そしてさらに現在
 
信用経済
 ↓
キャラ経済(立ったキャラクターがモノを言う経済)
 
へと移行しつつある。
 
これは「移行」というより「並存」といったほうがいいかな。
 
ところが往々にして丸の内のようなかっちりした組織にお勤めの人は、
 
オンライン会議でも映像オフにしたがる。電話会議やん(笑)
 
「あいつの部屋、ヘンだった」というのが減点される、
 
という恐れからだろうけど、そんなことはないよ。
 
売れるものはなんでも売ろう。
 
セミがめちゃくちゃ鳴いてるのを見て、こんなことを考えた。
 
*写真はニューヨークで起業したての頃。
 
 キャラ立ちのため「ニューヨークで起業した帰国子女作戦」を考えてました。
 
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