People around the world have a lower trust in
institutions of all forms than ever before.
This is the modern believability crisis.
— Rohit Bhargava, likenomics, Wiley, p.15
人は、その形態が何であれ、あらゆる組織に
信頼を置かなくなってきている。
これは現代の「信頼危機」だ。
(阪本訳)
Rohit(何と発音したらええねん ブログはここをクリック!)の言う
ように、「信頼」が地に落ちている。
理由は、企業、特に大企業がFacelessだからだろう。
要するに匿名。主語がない。
マーケティング的にも、繁盛したければFace(看板娘)を作ることだ。
「店の顔」を作るのは、たいていの繁盛店なら、考えているし、やっている。
メニューの場合もある。
それは、「責任」ともいう。
MAIDO-international2期生のイーマンこと今村元信さんからニュースレターを
戴いた。
ハグルマ封筒が出しているHAGURUMA ENVELOPE NEWSLETTER夏号。
上質の紙でできた封筒は、触って気持ちいい。
そして、イーマンが手書きメッセージを添えてくれている。
これだよ!
これが、FACEだ。「私」が、「主語」が、表に出ている。気持ちいい。
思わずにっこりしてしまう。
かたや、同じポストに入っていた関電からの
「万が一の備えとしての計画停電のお知らせ」。
あのなあ。
人にお願いするんやったら、
名を名乗れ!
オレの住所氏名を知っており、しかも勝手に
「お客さまのグループは3-Cです」
とクラス分けみたいなことまでしやがって。
名を名乗れ! 名を。
カオナシめ。
まいどです。
あまりにもタイムリーなので笑ってしまいました。
うちもクラス分けされてました。
上品が身上の私が「ボケか!勝手に決めやがって!」とつい口走ってしまいました。
イーマンのニュースレター、私も手にしました。
まず紙の素材がすばらしく、さすが紙のプロです。
センスの良さを感じました。
心がこもった直筆は、心を揺さぶられますね。