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文化を創る
ビジネスとは、商品と貨幣の交換ではなく、文化を創造すること。 TOTOのウォシュレットは「おしりを洗う」という行為を 新しい習慣にし、1980年の発売以来15年かけて日本人の文化へと昇華した。 ウォシュレットを成立させている技術はノズルを前後に動かす... -
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書くという職業に対する、矜持
昨日「ある事件」が起こり、おかげで、自分の「書く」ことに対する あり方(being)についてしっかり考えるきっかけをもらった。 以前のぼくなら「ニャロメ!」とキレ、炎上してもおかしくない 理不尽・不条理な扱いである。 しかし、ぼくの哲学は 起こった... -
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世界へインパクトを与えるために働く
「世界」とは何か。 ぼくたちが日々行動してつくっているのが世界だ。 働いている人の目的は二つある。 お金を手に入れるために働く人。 世界へインパクトを与えるために働く人。 Paul Smithショップで働くのなら、イギリスへ行き、ポールの著作を 全部読... -
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ブランド・ギャップ
ブランド・ギャップというものが存在する。 たとえば、ぼくはPaul Smithの(特に靴下の)熱烈なファンだが、 ショップスタッフがイケてない。 まとわりつくのだ。 ついて回るくせにたいした知識をもってない。 ポールの世界観を表現するのは製品だけではな... -
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動詞化するとブランドになる
強いブランドの証は、「〜する」と、動詞化できることである。 ミスターこと長島さんが「セコム、してますか?」と問いかけることが 成立したのは、セコムがブランドとして成立していたからこそ。 つまり、ブランドという名詞が動詞として、動き始めるかど... -
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「都会の金持ち」
自宅では、毎朝、ユーミン40周年記念3枚組アルバムを流している。 タイムマシンだ。 最初にユーミンを買ったのは尼崎の文化住宅(ひどいところでね、これが。 お風呂なくて、3畳+6畳+キッチン+トイレ)。 『ユーミンブランド』(→)。 尼崎の生活ではわ... -
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ソーシャルが起こしている意外な変化
メディアは街のかたちそのものを変えていく。 2000年頃、iモードが隆盛をきわめ、ケータイが電話機能だけではなく、 インターネットデバイスとして普及し始めるとともに、ケータイショップが 街の一等地を占めるようになった。 当時ぼくはセミナーで、「以... -
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良い商品は商品そのものがマーケティング
売り込まなくても売れる。 ソーシャルやネットインフラの整備、そして生活者 の美意識の高まりという環境のおかげで可能になりつつある。 良い商品は商品そのものがマーケティングなのだ。 たとえば、Wi-Fi。 これって、ブランドネームだって知ってた? Wi... -
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道を健やかに歩いていることこそが、大事
いまぼくは、とても清々しい気持ちでいっぱいだ。 身近にいる、ある若者が、長く暗い迷路のあと、 ようやく自分の道を見つけ、歩き始めたからである。 「道」というのは、昨日書いたように(→)ブランドである。 そして、このことは、人でもあてはまる。 ... -
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道を歩く
現場の人がくりかえしやっていることがそのままブランド(→クリック!)。 繰り返しやることで、道ができる。 人やけものがくりかえし通ることで道ができるように。 やがて道が土壌になる。 そして、この道が、ブランドの時間資産。 ブランド創造の第一歩... -
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くりかえしやっていること
ブランドとはその会社や人がくりかえしやっていることだ。 これは家庭でも同じ。 くりかえしやっていることがその家のブランドであり、文化になる。 大手企業がプレスリリースやサイトで言っていることが何であれ、 人員整理ばかりやっているとしたら、そ... -
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レゴ守りのレゴ失い
ある種の会計思考は、使いようによっては有益だが、へたすると経営破綻に つながる破壊的な危険性をはらんでいる。 ブロックバスターは90年代後半、飛ぶ鳥をも落とす勢いだった。 全米に店舗を展開し、仕入れパワーの大きさからレンタル料金も地域の小さな...