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朝の新幹線ライフはどういうものか
そろそろ富士山が車窓左手前方に見えて来た。 さっきの車内販売だが、そもそも 朝の新幹線ライフはどういうものか という考察がなければ売上をつくることはできない。 そのためには、乗客をしっかり観察する。 いま、ざっと通路を歩いて見て来たところでは... -
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コツ
横浜へ向かう新幹線車中にいる。 車内販売、今朝は男性がカートを押している。 速度が速い! これでは売上が上がらないだろう。 車内販売で売上を上げるコツはゆっくり、アイコンタクトしながら。 こんなことくらい、ちょっと勉強すれば経験がなくてもだれ... -
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「いつまでも腹の減った状態」でいいのか?
先週、若い人と話していて、 「阪本さんに言うのはナンなんですが、 マーケティングって、好きじゃないんですよ」 彼女の言う「マーケティング」は「顧客操作」を 指している。あっち向いてる人をこっちに向かせる。 たとえば、最近必死になってスパムメー... -
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正しく問いを立てる
必要なのは、改善ではない。 答えですらない。 正しく立てられた問いだ。 たとえば、あなたのネットショップのサイト。 「どう改善しようか?」 というのは正しくない。 正しくは 「サイトがあなたの世界観とテイストが同じか?」 だ。 あなたのファッショ... -
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文化を創る
ビジネスとは、商品と貨幣の交換ではなく、文化を創造すること。 TOTOのウォシュレットは「おしりを洗う」という行為を 新しい習慣にし、1980年の発売以来15年かけて日本人の文化へと昇華した。 ウォシュレットを成立させている技術はノズルを前後に動かす... -
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書くという職業に対する、矜持
昨日「ある事件」が起こり、おかげで、自分の「書く」ことに対する あり方(being)についてしっかり考えるきっかけをもらった。 以前のぼくなら「ニャロメ!」とキレ、炎上してもおかしくない 理不尽・不条理な扱いである。 しかし、ぼくの哲学は 起こった... -
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世界へインパクトを与えるために働く
「世界」とは何か。 ぼくたちが日々行動してつくっているのが世界だ。 働いている人の目的は二つある。 お金を手に入れるために働く人。 世界へインパクトを与えるために働く人。 Paul Smithショップで働くのなら、イギリスへ行き、ポールの著作を 全部読... -
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ブランド・ギャップ
ブランド・ギャップというものが存在する。 たとえば、ぼくはPaul Smithの(特に靴下の)熱烈なファンだが、 ショップスタッフがイケてない。 まとわりつくのだ。 ついて回るくせにたいした知識をもってない。 ポールの世界観を表現するのは製品だけではな... -
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動詞化するとブランドになる
強いブランドの証は、「〜する」と、動詞化できることである。 ミスターこと長島さんが「セコム、してますか?」と問いかけることが 成立したのは、セコムがブランドとして成立していたからこそ。 つまり、ブランドという名詞が動詞として、動き始めるかど... -
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「都会の金持ち」
自宅では、毎朝、ユーミン40周年記念3枚組アルバムを流している。 タイムマシンだ。 最初にユーミンを買ったのは尼崎の文化住宅(ひどいところでね、これが。 お風呂なくて、3畳+6畳+キッチン+トイレ)。 『ユーミンブランド』(→)。 尼崎の生活ではわ... -
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ソーシャルが起こしている意外な変化
メディアは街のかたちそのものを変えていく。 2000年頃、iモードが隆盛をきわめ、ケータイが電話機能だけではなく、 インターネットデバイスとして普及し始めるとともに、ケータイショップが 街の一等地を占めるようになった。 当時ぼくはセミナーで、「以... -
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良い商品は商品そのものがマーケティング
売り込まなくても売れる。 ソーシャルやネットインフラの整備、そして生活者 の美意識の高まりという環境のおかげで可能になりつつある。 良い商品は商品そのものがマーケティングなのだ。 たとえば、Wi-Fi。 これって、ブランドネームだって知ってた? Wi...